✅️「えっ、公式パスポートもう完売!?」
✅️「帰りのゲート、まさかの1時間待ち…」
✅️「並ばない万博って聞いたのに…家族連れにはキツすぎる!」
そんな声が、EXPO2025開幕初日の会場から続々と聞こえてきました。
未来の入り口にふさわしい華々しい開幕日──
…のはずが、現場では戸惑いと不満も確かにあったのです。
この記事では、実際に現地を訪れてわかった“リアルな課題”と“これからの工夫”を正直にシェアします。
行く前に知っておきたい注意点、家族連れが直面した本音、そして本当にあった“うれしい瞬間”まで──
未来に向かう第一歩だからこそ、今の課題も、ちゃんと残しておきたい。
1. オフィシャルショップの混雑と限定グッズの完売

開幕初日、朝からオフィシャルショップには長蛇の列ができ、午前中のうちに入場制限がかかるほどの混雑ぶり。特に話題の「公式パスポート」は、11時前には完売となっていました。その他の人気グッズも、午前中の早い段階で売り切れるものが多く、手に入らなかった来場者も少なくありませんでした。
💡 来場前の工夫で、より快適に!
- 一部グッズはオンラインショップで事前購入が可能!
現地での混雑を避けたい方は、公式オンラインストアを活用してみましょう。 - 現地販売の品は“入手困難”前提でチェック!
特にパスポートや数量限定アイテムは、販売初日の朝イチが狙い目です。事前にどこで何が販売されるか、情報収集もお忘れなく。 - アプリでの在庫・混雑状況表示が今後に期待!
今後、万博公式アプリなどでリアルタイムの在庫情報や混雑状況が分かるようになれば、さらにスムーズな買い物体験が期待されます。
2. 当日予約の困難さと家族連れへの配慮不足
多くの来場者が狙う人気パビリオン。当日予約はオープン直後から瞬時に埋まってしまい、特に家族連れやグループでの予約はほとんど取れない状況が続いています。複数人での予約は席数や時間帯の制限もあり、かなりのハードルがある印象です。
💡 予約の難しさを乗り越えるために、できる工夫は?
- “1人ずつ”でも予約できたらラッキー!
どうしても家族での予約が難しい場合は、1人ずつ分けて時間を調整するのもひとつの方法です。 - 今後に期待したい改善策
例えば、家族・グループ向けの優先予約枠の設置や、キャンセル枠の自動繰り上げシステムが導入されれば、より多くの人が公平に体験できそうです。
3. 長時間の待ち時間に、思わずため息…?
一部のパビリオンでは、体験型イベントなどの人気コンテンツで1時間以上の待ち時間が発生。特に混雑時は、屋外でじっと並び続けることもあり、子ども連れや年配の方からは「つらい」「他も見たかったのに…」という声も聞かれました。
💡 “待つだけの時間”を、“楽しめる時間”に変えられたら?
- 整理券システムの導入
U時間指定の整理券を配布すれば、その間に他の展示を回ることができ、全体の満足度もUP! - 呼び出し通知機能付きアプリ
アプリと連動した呼び出し通知があれば、並ばずに安心して別エリアを楽しめるようになります。 - ベンチ・簡易展示の設置
待機列の周辺に軽く楽しめる展示やクイズ、音声ガイドなどがあると「並ぶ体験」そのものが楽しくなりそうです。
4. 帰り道が一番過酷!?東ゲートの混雑と危険

万博会場を存分に楽しんだあと、帰路で1〜2時間以上の待機が発生するという予想外の事態に直面した来場者も多くいました。特に東ゲート付近の夢洲駅前の階段では、あまりの混雑で足元が見えづらく、転倒者も出るほどの危険な状況に。
実際に、「一人が転んだら将棋倒しになりそうで怖かった」という声もあり、安全性の確保が大きな課題として浮き彫りになりました。
💡 “帰り道”も万博の体験の一部。最後まで安心できる導線を。
- 導線の分散
東ゲート以外の退場ルートを積極的に開放・誘導することで、一極集中を防ぐ工夫が求められます。 - 階段周辺の安全対策強化
滑り止めや手すりの設置はもちろん、スタッフの誘導や混雑時の一方通行化なども有効。 - バリアフリーな案内表示の拡充
車椅子利用者やベビーカーの方がスムーズに帰れるよう、専用導線やスタッフの付き添いも検討されたいポイントです。
5. 「お腹すいたのに…」食事エリアの大混雑と、賢い対策
万博の楽しみのひとつ、「世界のグルメ」も、実は並ぶのが大変!
人気の飲食店では30分〜1時間待ちも当たり前。昼どきには座れる場所を探すだけでも一苦労…という声が多数寄せられました。特にお子様連れや高齢者の方には過酷な状況だったかもしれません。
一方で、**軽食やおにぎりを持参している人は、ベンチや木陰でサクッと食べてパビリオン巡りへGO!**というスマートな過ごし方も見られました。
💡 「食べる時間」も、あなたの貴重な体験時間の一部。並ばず満喫できる工夫を!
✅ 改善提案:
- ピクニックエリアの拡充と明示 誰でも気軽に座って食べられる場所をもっと増やして、案内図にもわかりやすく表示を。
- モバイルオーダーの導入 事前にスマホで注文して受け取れるようになれば、列に並ばずに済みます。
- 「飲食タイム分散」の工夫 時間帯によって空き状況を知らせたり、早朝メニューなどで混雑を避ける仕組みも◎。
🌟 お昼ごはんで1時間消費するか、未来を体験するか。
そんな選択を迫られたとき、少しの準備が一日の充実度を大きく変えてくれるかもしれません。
6. 雨の日は“想定外”の連続?早めの帰宅が相次いだ理由

開幕初日、午後になると人の流れが一気に帰路へ。
その理由は、突然の雨と気温の低下。薄着で来場した人や、傘だけでしのごうとした人たちが、寒さと濡れた服に疲れてしまい、15時過ぎには続々と会場を後にしていました。
せっかくの万博体験も、**「寒くて楽しめなかった」**という声が出てしまうのは残念です。
🌂 “天気に振り回されない準備”が、未来を体験する余裕に変わります。
✅ 改善提案:
- 雨の日ルートの“見える化” 屋根のある通路や、濡れずに移動できるパビリオンを案内板やアプリで分かりやすく表示。
- 屋内の休憩スポットをもっと気軽に 風よけ・寒さ対策のある小さな休憩スペースを複数設置することで、高齢者や子連れの方にも安心を。
💡 天気は選べない。でも、備えと工夫で“楽しかった”は選べる。
雨の日の万博を「特別な思い出」に変えるには、少しの準備と、あたたかさのある運営が鍵です。
7. インフォメーションの混雑とデジタル化の推進
7. インフォメーションが“パビリオン化”?大混雑で進まない案内
会場内のインフォメーションセンターが、まるでひとつの人気パビリオンのような混雑ぶりに。
割引手続きや質問対応で長蛇の列ができ、スタッフの対応も追いつかず、説明に時間がかかる場面も多く見られました。
特に通期パスの切り替え手続きなどはその場でしか行えないため、手続き待ちが発生。情報があいまいで列を二重に並び直す人も見かけました。
📌 近未来の万博だからこそ、「もっとテクノロジーで解決できるのでは?」という声も多く聞こえてきました。
✅ 改善提案:
- AIチャットボットやデジタルサイネージをもっと活用 「どの列に並べばいい?」「今どれくらい待つの?」を即時に知れるサポートがあれば、現場の混乱を大きく軽減できます。
- オンライン手続きを強化 通期パスの切り替えや基本的な案内は、事前にアプリやWebで完了できる仕組みがあると、現場の負担を大幅に減らせます。
🌀 インフォメーションは、迷ったときの“最後の頼り”の場所。
だからこそ、「並ばない」「迷わない」ためのテクノロジーとの融合が、万博らしい進化の形かもしれません。
8. 自撮り棒に無断撮影…“マナー違反”が目立つ場面も
万博というワクワクの空間でも、残念ながらマナー違反の場面が散見されました。
「自撮り棒使用禁止」の案内があるにも関わらず、堂々と使っている来場者や、他の人を無断で撮影する場面も…。
SNS映えを意識するのは今の時代の流れですが、それが他人の迷惑になる瞬間もあるという意識を忘れてはいけません。
また、通路や階段での撮影による危険もあり、子ども連れや高齢者にとってはとてもヒヤッとする状況だったという声も。
✅ 改善提案:
- 来場前・来場時のマナー啓発キャンペーンを強化
アプリ・チケット画面・場内放送などあらゆる場面で、「撮影マナー」や「共有エチケット」について自然に周知できる工夫を。 - 違反行為への明確なルールと対応の強化
悪質な場合は注意だけでなく、没収や退場もあり得るというメッセージをしっかり伝えることで抑止力にもつながります。
📸 万博の楽しみ方は人それぞれ。だからこそ、みんなが心地よく過ごせる空間づくりが必要です。
ルールは“未来を共有するための優しさ”——そんな空気が広がる万博になると素敵ですね。
9. 高齢者や子連れには厳しい?バリアフリー視点の改善が急務
万博のような広大な会場では、長時間の移動や待機、段差や階段がどうしても多くなります。
特に東ゲート付近の夢洲駅の階段では、急な傾斜や混雑により、転倒リスクが高まる場面もありました。
また、小さな子どもを連れた家族や高齢者の方々にとっては、「どこで休めるの?」「どこからなら行きやすいの?」と不安を感じることも。
こうした「見えにくい不便さ」こそ、改善していきたいポイントです。
✅ 改善提案:
- 車椅子やベビーカー優先レーンの整備
ゲートやパビリオン前、飲食スペースなど、スムーズに動ける専用導線を設けるだけで安心感が格段にアップします。 - バリアフリールートの地図や音声案内の強化
アプリやマップに“段差なしルート”を明示したり、音声でのナビ機能を強化することで、迷いにくい会場づくりが可能に。 - 各所に安心して休める休憩スポットの設置
ベンチやシェードの数を増やすことで、立ちっぱなしによる疲労や体調不良を防げます。
🌱 万博はすべての世代にとっての「未来を感じる場所」。
だからこそ、**“やさしさの設計”**が、これからのイベントづくりの鍵になるのではないでしょうか。
10. 開幕なのに未完成?来場者が戸惑った“準備不足”の現場
万博開幕初日――
期待に胸を膨らませて訪れた来場者の中には、「えっ、ここまだ準備中なの!?」と戸惑う姿も。
一部のパビリオンでは、コンテンツが一部未稼働だったり、建物の外構がまだ工事中だったりと、万全とは言えない状態が見られました。
せっかくの開幕日に訪れてくれた人たちにとっては、残念な体験となってしまったかもしれません。
✅ 改善提案:
- □ 未完成部分の“見える化”と進行状況の公式発信
「ここは〇月に完成予定」といった情報を、公式アプリや場内アナウンスで明示することで、来場者の不安を軽減できます。 - □ 今後のスケジュールを随時更新し、来場者に不安を与えない
スケジュールを「見える化」することで、来場者が“いつ行けばいいか”を判断しやすくなります。 - □ “今だからこそ見られる裏側”として、前向きに伝える工夫
未完成の状態を「建設の過程が見られる貴重な機会」として発信すれば、ポジティブな受け止め方につながる可能性も。
🔧 開幕後も進化し続けるのが万博の魅力。
だからこそ、“今だけのリアル”をどう伝えていくかが、信頼と感動の分かれ道になるのかもしれません。
✅ まとめ:それでも万博は“未来に会える場所”だった

今回の開幕で見えた課題は、決して無視できるものではありません。 けれども、それを「現場で感じた人の声」として未来の運営に活かすことこそが、万博の本質でもあるのではないでしょうか。
振り返りポイント
- ✅ 「並ばない万博」は今のところ幻想。予約や行列を前提にした計画が必要
- ✅ 安全面や高齢者・子ども連れへの配慮は引き続き強化が急務
- ✅ 公式グッズや限定パスポートの早期完売は、今後の需要と供給の読みの見直しが必要
とはいえ、息子と一緒に記念硬貨を集めて喜び合ったように、こうした現場の一つひとつが“未来をつくる材料”になります。
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