【EXPO2025大阪万博】「いのちのあかし」完全ガイド|対話で未来を変える、河瀨直美が贈る“心に火を灯す場所”

こんな不安や願い、ありませんか?

✅ 「誰かともっと深く話せたら、世界は変わる気がする」
✅ 「SNSの言葉に疲れた…“本当の対話”って何だろう?」
✅ 「万博で、ただ見るだけじゃない“心が震える体験”をしたい」

そんなあなたにこそ、ぜひ足を運んでほしい場所があります。

それが映画監督・河瀨直美さんがプロデュースするシグネチャーパビリオン
「Dialogue Theater – いのちのあかし –」です。

パビリオンのテーマは「対話」──心の奥にある“いのち”を見つけるために

このパビリオンでは、「対話」がすべての中心にあります。
毎日、初対面の2人がテーマに沿って“本音の対話”を交わし、その様子を観客が見守る。
ここには、正解も演出もありません。

たとえば、こんな問いから対話が始まります。

  • 「今日が人類最後の日だったら、あなたは誰と何を話しますか?」
  • 「赦すって、どういうことだろう?」
  • 「本当に“分かり合う”ってできるの?」

184の問いかけが、人と人の間に沈んでいた“声”をすくい上げます。

河瀨直美さんとは?

Expo2025 大阪・関西万博
  • 奈良県出身の映画監督。世界三大映画祭のひとつ、カンヌ国際映画祭での受賞歴あり。
  • 主な作品:『殯の森』『あん』『朝が来る』など。
  • 作品テーマ:いのち、家族、自然、人の心。

今回の万博で彼女が伝えたいのは、「本当に人と向き合うことの尊さ」
人と話すという当たり前の行為に、あらためて価値を与えてくれる体験が待っています。

心ふるえる対話の時間──このパビリオンで体験できる主なイベント

「いのちのあかし」が他のパビリオンと大きく異なるのは、
“対話”そのものを中心に据えた、ライブ型のイベント体験が用意されている点です。

来場者はただ展示を見るのではなく、他者と心を通わせ、“いのちの尊さ”に気づく場へと招かれます。

1.「いのちの対話セッション」──人と人とが本音で語り合う場

このイベントは、毎日異なるテーマのもとで行われるライブ形式の対話プログラム

ファシリテーターの導きで、来場者同士が語り、聞き合いながら、
「自分が今、生きている意味」や「大切にしているもの」を自然に見つめ直すことができます。

参加者の感情により内容が生き物のように変わるため、**“同じセッションは二度とない”**のも大きな魅力。

2. 「証言シアター」──“いのち”を生き抜いた人々の声にふれる映像体験

河瀬直美監督の手がける、ドキュメンタリー映像作品が上映される特別プログラム。

震災や病、戦争、差別など、さまざまな境遇を生きた人々の“声”が、
まるで目の前にいるかのようにスクリーンから語りかけてきます。

誰かの“いのち”の証言が、自分の心を動かす“気づき”となる瞬間
この映画的体験は、涙なくしては見られないと評判です。

3. 「未来への対話ラウンジ」──未来を担う若者たちが言葉を紡ぐ

特設スペースでは、若者たちが語る“未来へのビジョン”を聞ける公開対話イベントが不定期で開催。

小中高生や大学生、留学生などが、環境・平和・教育・ジェンダーなどについて
率直な想いを語り合い、来場者もその輪に加わることができます。

参加することで、「自分はどう思う?」という問いが自然と湧き、
“対話する姿勢”こそが未来をつくる鍵なのだと気づかされます。

これらのイベントは、すべて「答えを受け取る」のではなく、「問いを持ち帰る」ためのもの。

静かであたたかいこの空間で、あなたの心の奥にある“いのちのあかし”に、そっと耳を澄ませてみてください。

建築も“いのち”の証し──サステナブルな美しさに込められた思い

「Dialogue Theater – いのちのあかし –」の魅力は、展示や対話だけではありません。
その建築そのものが、“いのち”を語るメッセージなのです。

このパビリオンには、限りある資源をどう未来へつなげるか、
そして、人と自然がどう寄り添い合えるかを示すための、繊細なこだわりがちりばめられています。

💡 建築のこだわり3選

▷ 廃校の木材を再利用

奈良や京都の歴史ある小学校の廃材が、このパビリオンの柱や壁に生まれ変わっています。
子どもたちの笑顔と学びを支えた木材が、今度は“対話”を支える空間として再生。
ただの材料ではなく、記憶を受け継ぐ素材として新たないのちを与えられています。

▷ 伐採予定だったイチョウをそのまま移植

当初伐採される予定だった1本の大木、イチョウ。
しかしこのプロジェクトでは、“命を切る”のではなく“移す”選択がなされました。
会場では、そのイチョウが風に揺れ、生命のしなやかさを体現しています。
訪れる人に、“生かす”という選択の尊さを静かに問いかけてくれる存在です。

▷ 人の温度を感じる設計

木材の質感、やわらかな光、風の通り道。
建築全体が、まるで「人を包む手」のような優しさにあふれています。
そこにいるだけで、心がゆるむような空気が流れ、“対話の場”としてのあたたかさを支えています。

このパビリオンは、ただ建てられたものではなく、過去のいのちが未来へつながる“架け橋”
建築そのものが語りかけてくる、静かで力強いメッセージを、ぜひ肌で感じてください。

豆知識:このパビリオンだけのすごいところ!

🌍 ユネスコが後援!
「対話を通じた平和の実現」を掲げるこの取り組みは、ユネスコからの公式後援も受けています。

📚 実際の対話はアーカイブされる予定
「この一瞬」を記録し、後世に残していく。まさに“いのちの証し”となるデータベースが生まれるかもしれません。

Q&A:訪れる前に知っておきたいこと

Q. 車いすでも入れますか?
A. はい、バリアフリー設計です。**車いすの方でも問題なく体験できます。

Q. セッションは毎回同じ内容?
A. いいえ、日によってテーマや語られる内容が変わります。**その場で生まれる“今だけの対話”を楽しめます。

Q. 英語対応はありますか?
A. 一部コンテンツには英語字幕やガイドがあります。**海外からの来場者も安心して楽しめます。

Q. 何分くらい滞在すればいい?
A. 所要時間は約30分~60分が目安。**じっくり参加するもよし、展示だけを楽しむもよし、自由に過ごせます。

まとめ:そっと心に残る“いのち”との対話体験を

誰かの言葉が、自分の気持ちと重なる瞬間がある
パビリオンでは、多様な「いのち」の物語が語られます。聞きながら、自分の人生をそっと振り返る時間が流れます。

建築そのものが“いのちの証”として息づいている
廃校の木材や移植されたイチョウなど、使われる素材にも物語があります。五感で感じるあたたかな空間も魅力のひとつです。

“聞く”という体験が、未来への問いになる
参加しなくても、ただ耳を傾けることで、「自分にとってのいのちって何だろう?」という問いが芽生えていきます。

静かな語りのなかに、確かな感動がある。
それが「Dialogue Theater ―いのちのあかし―」の魅力です。

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