知っていますか?
✅️ あの『マクロス』の河森正治さんが手がけている万博パビリオン?
✅️ テクノロジーとアートが融合した“命の体験型”展示ってどういうこと?
✅️ 廃棄物を使った金色のモニュメントってどんな意味があるの?
この記事では、EXPO2025大阪・関西万博のシグネチャーパビリオンのひとつ、「いのちめぐる冒険」について徹底解説!
建築・展示・思想すべてに“いのち”のメッセージが込められたこの空間を知れば、あなたもきっと足を運びたくなるはずです。
河森正治さんとは?“想像力”で世界を動かすクリエイター
河森正治さんとは?“想像力”で世界を動かすクリエイター
未来・宇宙・生命——そんなスケールの大きなテーマを、アニメという表現で描き続けてきた人物。
代表作
- 『超時空要塞マクロス』シリーズ(メカデザイン・総監督)
- 『アクエリオン』『マクロスF』『マクロスΔ』など
- 斬新な変形メカと音楽の融合を得意とし、国内外で高い評価を獲得
クリエイターとしての特徴
- **「空想を、論理で構築する」**という独自のアプローチ
- メカの変形や設定も、すべて理詰めで構築されている
- アニメを“エンタメ”で終わらせず、社会や哲学に問いを投げかける存在
テーマとして大切にしているのは?
「いのち」「つながり」「共生」など、人と人、人と自然の“関係性”
河森さんの作品にはいつも、“生きる意味”や“他者との共感”というメッセージが流れています。
そんな彼だからこそ、「いのちめぐる冒険」というパビリオンを手がけることに、深い意味があるのです。
建築とデザイン:建築のこだわり3つの魅力
「いのちのめぐる冒険」パビリオンは、一目見ただけで心がふっとやわらぐような、不思議な存在感を放っています。
その外観は、“いのちの礁(リーフ)”がテーマ。
まるで、さまざまな命が支え合って生きているサンゴ礁のように、複雑で、それでいてやさしい曲線で構成されています。
歩くたびに光と風がやわらかく揺らぎ、建物そのものが「生命のリズム」で呼吸しているような気さえしてくる——そんな場所です。
1. 廃材から生まれる“未来の建材”
使われている金属の一部には、なんと廃棄されたパソコンやスマホの素材が使われています。
ただ美しいだけじゃない、「未来につながる建築」がここにあります。
2. 光をまとう“いのち球”
中央にある金色の球体には、金沢の伝統技術・金箔が使われています。
陽の光を受けてきらりと輝くその姿は、希望やつながりを象徴する“いのちの光”のように感じられます。
3. 風と調和するフォルム
建物の曲線は、まるで風がつくったかのよう。
角ばった部分がひとつもなく、空と地面のあいだにふんわりと浮かぶ“いのちの渚”のような佇まいは、見ているだけで自然の一部に溶け込んだような気持ちにさせてくれます。
展示コンテンツ紹介:あなたの“いのち観”が進化する体験へ
「いのちめぐる冒険」パビリオンでは、テクノロジーとアート、そして科学がひとつに融合した6つの展示コンテンツが待っています。
ただ“見る”だけでなく、五感を使って感じ、自分の中で“つながり”が芽生える——そんな体験を、ここで。
1. 超時空シアター「499秒 わたしの合体」
MR(複合現実)とVR(仮想現実)を組み合わせた没入型のシアター体験。
あなたは“合体”というテーマのもと、別の命と融合し、未知の存在として進化していく——そんな不思議な感覚を味わいます。たった**499秒(約8分)**で、“命の進化とつながり”を身体で理解するコンテンツです。
2. ANIMA!
音・映像・振動がリンクし、まるで生命の心臓が鼓動するような空間に。
「いのちって、リズムだったんだ」と気づかされる、五感をゆさぶる体験が待っています。
まるで、細胞の中に入ったような音と光の“生命交響空間”です。
3. 宇宙の窓
高精細な大型スクリーンで、地球を飛び出して宇宙の果てまで旅をします。
“いのち”という存在が、どれほど小さく、どれほど奇跡なのか。
俯瞰することで、自分の中のスケール感が大きく塗り替えられる感覚を味わえます。
4. 無限メタモルフォーゼ
テーマは“変化する命”。
微生物がどう進化し、どのように環境と共存していくかを、アートとして体感できる展示です。
見た目の美しさだけでなく、生命が「とどまらず、変わり続ける存在」であることを伝えてくれます。
5. 生物多様性超シナプス
まるで神経細胞の中に入り込んだかのような構造。
複雑なネットワークの中を進むうちに、さまざまな命がつながっている感覚を肌で感じられます。
見えない“つながり”を、見える形にしてくれるインスタレーションです。
6. 創造の源
このパビリオンの誕生までに何があったのか?
河森正治さんの想いや、制作スタッフの試行錯誤、そして構想から完成までのストーリーがここに。
裏話を知ることで、このパビリオンへの“感じ方”がまったく変わってくるはずです。
豆知識:いのち球モニュメント
金箔をまとった直径3.5mの「いのち球」は、廃棄物から再生された金属を用いた象徴的な作品。環境配慮とアートの融合が光ります。
❓ よくある質問(Q&A)
Q. 所要時間はどのくらい? A. 1時間程度を想定。展示によってはさらに時間をかけたくなる魅力があります。
Q. 予約は必要? A. 一部の人気展示(シアター系)は事前予約が必要な場合があります。万博公式アプリでチェック!
Q. 小さな子どもでも楽しめる? A. 映像や音、光の演出があるため、小学生以上の体験がおすすめですが、展示によっては未就学児でも楽しめます。
まとめ:その“いのち”は、あなたの未来にもつながっている

✅️ 「わたしの命って、どこまで広がっているんだろう?」
そんな問いかけから始まる、生命との新しい出会い。
✅️ テーマは『いのちの多様性と共生』
この場所では、人間だけでなく、微生物、自然、宇宙——あらゆる命と、あなた自身がつながっていく感覚を体験できます。
✅️アート×テクノロジーが生み出す“生命の冒険”
心を動かし、身体に残る演出が、ただの展示を超えた“気づき”をもたらしてくれます。
🏛 建築そのものが“いのち”を語りかけてくる
風に揺れるようなフォルム、再生素材、金箔の輝き。五感すべてが「生きているって、こういうことかも」と教えてくれるはず。
あなたがこのパビリオンを出たとき、
世界の見え方が、少し変わっているかもしれません。
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