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「グラコロ」価格推移!値上がりしても私達はなぜ食べたくなるのか?

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ついにやって来ました!グラコロの季節。2023年11月28日からついに販売開始されます。

今年は定番の「グラコロ」と「ふわとろたまご濃厚デミグラグラコロ」の登場です。

この時期限定のグラコロを食べてみんなで温まりましょう。

記事を読んで理解できること

・なぜグラコロを食べたくなってしまうのか理解できる

・グラコロを販売する時に使っている言葉は誰に向けたものなのか理解できる

・「グラコロ」の価格推移

タック
タック

ついにグラコロが販売開始されるんだね

Baby panda
Baby panda

今年も食べれるの楽しみだな〰

グラコロの歴史

1992年に試験的に販売し、好評だったため、グラコロは1993年の4月20日に販売開始されました。今は「グラコロ」と呼ばれているが「グラタンコロッケバーガー」として販売されました。初めは320円だったがバブル経済を経験するなどで消費行動を促す為に190円の時代もありました。今年【2023年】は420円だそうで過去最高値ということですが、皆様に愛されているメニューなので沢山の方が食べに行くんじゃないかと思います。

余談ですが、「グラコログラコログラコロ〜」という歌があるのはご存知だと思いますが、実は「グラコロのうた」という正式名称があります。

ここからが本題です。日本マクドナルドが販売する冬の定番メニューで沢山の人にさされられていますが、何故こんなに人気になったのでしょうか?今年最高値という事もありますが、「今年も食べたいな」と思っている方は多いと思います。それが気になったので私なりに考えてみました。

過去最高値 420円のグラコロ

まず、おかしくないですか?グラタンバーガーに370円って?

もちろん美味しいんですが、パンにグラタンのコロッケとキャベツ載せて370円です!

コンビニでこの値段で売っていたらほとんどの方が買わないと思います。

でもなぜか私達は「グラコロ」はOK!となってしまっています。しかも殆どの方がセットで頼んで720円とか出しちゃいます。これって数年前の1時間あたりの最低賃金と同じです。

私はこのブログを作っている現在ブログ収益400円です!しかも2ヶ月で!!やっとグラコロ1つも買えません。

なので、この仕組を知ることができれば自分も何か物が売れるんじゃないかなって下心丸出しで記事を書いています。よかったら最後までご覧下さい。

私達は何を求めて買うのか

お客様が求める価値、将来得られる利益や未来の事「ベネフィット」といいますが、グラコロを販売する際もこのベネフィットの効果があるんじゃないかと考えて私は今回は記事を書き始めました。

人には3つの欲求がある

人間には大きく分けて3つの欲求があると言われています。根源の欲求!ERG(Exstence Realtedness Growth)とマーケットの世界では言われるものです。

今回は簡単に纏めます。

根源の欲求
  1. 自己欲求【自分が満足したい欲求】
  2. 社会欲求【他人からよく見てもらいたい欲求】
  3. 生存欲求【生きるための欲求】

人はこれら1つもしくは複数の欲求のためにお金を支払います。グラコロに関しては自分の満足度を増やすためなので①番の自己欲求を満たすためにお金を払うものだと思います。

ベネフィット風に考えると

ベネフィットとはお客様が求める価値、将来得られる利益や未来の事といいました。ではグラコロを買う時に私達はどういった将来得られる価値や利益があるのか考える必要があります。

例)

「とても美味しいグラタンコロッケバーガーです」と言われたバーガーと「冬の定番、グラコロ!外はサクサク、中はとろ〜り、グラコロを食べて今年も温まりましょう」と言われた場合どうですか?私は後者を選びます。

このように食べた後に得られる価値→【思い出・サクサク・とろ〜り・温まる】と普通の美味しいグラタンバーガーを食べる以外に得られる価値があるんです。

セグメンテーション風に例えると

分ける作業の事を「セグメンテーション」といいます。

どのいった人にに届けるのかという風に分ける作業の事です。

季節は?年代は?性別は?どんな職業の人に?といった具合にです。

今回はマクドナルド!このくらいの規模になるとあまり考えなくても売れてしまうんじゃないかと思うんですが、昔はきっと売れるまでの苦労があり、こういった考え方を持って販売していたはずです。

実はマクドナルドのグラコロは冬以外にも販売していたことがありました。売れ行きまではわかりませんが、この冬限定にしたことに理由があるんじゃないかと私は考えます。

2022年のCMや広告で使われている言葉

・寒さで凍える前に
・今年もしっかりあったまろう
・期間限定
・冬の風物詩
・グラコロおまたせ

グラコロはどの季節にも販売できるにも関わらず、季節限定にしています。これこそがセグメンテーションを自ら作り出しているのではないかと思います。

あえて温かいグラタンのイメージを使って冬季限定にし、「食べて温まりたい人」に限定しているんじゃないのかなと思います。ベネフィットの話と繋がっているのですが、これこそお客様が将来手に入れたい価値です。このためにお金を払うのではないかと思います。

差別化

次に「差別化」について考えていきます。

何故マクドナルドのグラコロなのか?という事です。

既に日本の中にもハンバーガー屋さんは沢山ありますよね。【モスバーガー・ケンタッキー・バーガーキング・ロッテリア】他にもバーガーならコンビニやスーパー、個人のバーガー屋と数え切れないほどあると思います。

昔であれば強豪は少なかったのでバーガーといえばマクドナルド!となっていたと思いますが、今はそういうわけには行きません。一度顧客を離してしまうと大きな損失があります。

3つの差別化の方法
  1. 安価な商品
  2. 品質重視
  3. お客様に寄り添う

上記の3つ全てを達成することは絶対にできません!理由は最高品質で価格は最安値で、常にお客様に寄り添う。これだと会社は潰れてしまいます。安くていいものは不可能に近いでしょう。

ではグラコロの場合はどうでしょうか?

先程も紹介しましたが、競合は沢山いますよね?その中で1つだけを選んで貰うには何かで1番でないといけないのです。私は2番と3番の【品質・お客様に寄り添う】だと思います。

2番の品質というのは何も美味しいだけではありません。既に「冬と言えばグラコロ」と言われているように「〇〇と言えば…」といってもられているというのは最強に強いです。強豪がたくさんいる中でここまで言われるのは十分差別化となります。これも長年考えて製品と広告してきた事が今の結果に繋がっていると思います。

次に3番もお客様に寄り添うCM今年もいろんな事があったから今年もあったまろうの部分でみんなにお疲れ様でしたと伝えるメッセージを全国に伝えている。これはマクドナルドの財力あってのことかもしれませんが、グラコロを今後支えるメッセージになるのではないかと思います。

こうなると他の企業がこの時期の「グラタンバーガー」を超える事はとてもむずかしいです。

4P戦略

この「4P戦略」とは消費者が買う時の行動の事をいいます。私達は必ずこの行動をして商品を買います。

4P戦略とは
  1. Product (製品・サービス)
  2. Promotion (広告・促進)
  3. Place (流通・チャネル)
  4. Price (価格)

例)お昼ごはんにハンバーガー食べようと思った時

Product→どんなお店の商品にしようかな

Promotion→マクドナルドの「グラコロ」に決めた時にどうやってこの商品を知ったのだろう。広告?CM?ネット?

Place→どこでそれを買うのか?店舗なのかドライブするーなのか?宅配なのか?

Price→その価格

この一連の流れが4Pと呼ばれています

Product

ここから細かく説明すると、売る側はただのバーガーを売っていても誰も買わないですよね?ここで大事になってくるのが「ベネフィット」のお客様はその商品を買うことでどのような価値があるのか?という事が販売者には大切になってきます。

ただ、バーガーを食べたい人に届けるよりも、ゆっくりコーヒー飲みながら食べたいだったり、家族でワイワイしながら食べたいとか、お客様のどんな価値をどうやって提供しているのかを考える必要があります。

マクドナルドはここがしっかりしているから、広々とした空間を用意したり、沢山食べたい人にサイズやバリエーションを増やしたりとニーズに合った商品を出せる

Productoを意識した販売は→「どんな価値をどうやって提供するのか」

Promotion

先程どんな価値をどうやって提供するかについて理解したが、それをみんなが知らなかったら意味がありません。どうやって買うのだろう、いつから変えるのだろう?それでは売れません。

いいものを作ったら買われるというのも大切だけどそれだけではいけない。その理由は、本当にその商品が「いいのか?」「悪いのか?」これを決めるのはお客様だからです。そして更に深堀りすると、一度買って使ったものにしか商品の良さはわかりません。

だから一度も使った事がない人に使って貰うにはどうするのか広告で価値を感じてもらうことが大切です

広告の意味はメッセージを伝える為にあります。そのメッセージであなたのこの欲求を満たしますという事を打ち出すことがとても重要になってきます。

グラコロのCMの「今年もいろいろあったから、今年もあったまろう」このフレーズで多くの方の欲求を満たす効果があると思います。また、広告と言ってもCM以外にもSNS広告やチラシ、お店の垂れ幕なんかも広告で、それらを使ってこの欲求を満たす行動をしています。

Place

どこで販売するのかということで、お店・ドライブスルー・配達・ネットで注文いろいろ決めることです。お客様のニーズにどうやって答えるのかが大切になります。

もっと深く言えばこの、Placeで顧客の差別化もできます。例えばネットスーパーがいい例のですが、まだまだ店舗のみ販売が多いと思います。しかしイオンなどネットでも対応する店舗があれば、家に出たくないとか、忙しい家庭はネットで注文するなど選択ができます。こうしたどうやってその商品にたどり着くのかも大切です。

言うまでもないですが、マクドナルドは全て網羅してますよね。

Price

相対的に考えてお金を払うので、お客様がどのように感じるかで決まってきます。

例えば「グラコロ」だと、家で作るとしたらパンとグラタンコロッケとキャベツとソースを買うと思います。そうすると比較的安い値段で食べることができます。

外食の場合だと違います。作る手間を考えたり、他の店舗と比べたりと相対的に考えて【買うか・買わないか】をきめると思います。

Priceとはそういった所です。購入する際にそのお金を払った時に他と比べて高いのか安いのかを考えて決めています。

この4P戦略は一連の流れを意識しないとうまくいきませんので、4P戦略のうち1つだけ見るのではなく全体でみて下さい。

今回の「グラコロ」のが場合もここに当てはめると全てうまく当てはめている事がわかります。

タック
タック

この戦略を知りながらも食べたいと思うんだからもうお手上げです

Baby panda
Baby panda

もう戦略なんてどうでもいいから「グラコロ」食べたい!

タック
タック

もうダメだ…完全に戦略にかかってる(笑)

大事な価格推移も話してないのに…

※今回の「グラコロ戦略」は下記の動画を参考に私なりに解説しました。もっと詳しくマーケティングやブログについて知りたい方は是非見て下さい。

グラコロを食べたくなってしまう「まとめ」

これまでの戦略の根源にあるのは「ベネフィット(お客様が得られる価値)」にあります。ここをうまく押さえいるマクドナルドの戦略の上で成り立つ「グラコロ」だから食べたいとなるのです。

きっとただ美味しいだけでは選びませんが、相対的な価値が高い「グラコロ」だからを選んでいるのだと思います。

いや〜ホントお手上げです!動画でも見て今年の疲れをとるために「グラコロ」を食べに行きましょう。

グラコロの価格推移

冒頭でも説明しましたが、グラコロは1993年から発売開始されて今年で29年目になります。価格の推移は上下するものの、今年の2023年が一番高い価格になっています。物価上昇がこれを見てもわかりますね。

🔽さて価格推移表はコチラらになります。

【過去の価格】

グラコロ価格推移 1993年(平成 5年) 320円

1998年(平成10年) 190円

2000年(平成12年) 190円

2007年(平成19年) 250円

2008年(平成20年) 290円

2009年(平成21年) 300円

2010年(平成22年) グラコロ発売なし

2011年(平成23年) 310円

2012年(平成24年) 290円

2013年(平成25年) 310円

2014年(平成26年)340円

2015年(平成27年)340円

2016年(平成28年)340円

2017年(平成29年)340円

2018年(平成30年)340円

2019年(令和元年)340円

2020年(令和2年)340円

2021年(令和3年)340円

【2022年】

単品:370円

セット:670円

コンビ(朝マック):470円

バリューセット(朝マック):570円

【2023年】

単品:420円

セット:720円

コンビ(朝マック):480円

バリューセット(朝マック):620円

記事まとめ

  • 「グラコロ」だけが食べたいのでは無く、味と色々なサービスの相対的に満足しているから買っている
  • 買った後に満足できることを知っているから買っている
  • グラコロの価格推移

最後に1つ記事の紹介をさせて下さい。

私の息子が10歳でブログを始めました。好きなことは「計算」で、将来の夢は「そろばんの先生になること」です。そろばん・暗算検定10段を目指して毎日勉強の傍ら頑張っています。

よかったら記事を見ただけたら嬉しいです。本日は最後まで見ていただきありがとうございました。

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