✅️「いのち」って、ただ生きていること? それとも、もっと複雑な何か?
✅️光に包まれて、生命の本質を“体感”できる不思議な空間があるとしたら?
それが、EXPO2025大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン
「いのち動的平衡館」です。
生物学者・福岡伸一さんが描く「動的平衡」という“いのちの法則”を、まるごと五感で味わえる特別な展示。
この記事では、
✅ 福岡伸一さんが伝えたい“動的平衡”の意味とは?
✅ 建築・展示すべてが「いのち」を表現した圧巻の空間とは?
✅ LED32万個の光のインスタレーション“クラスラ”の正体!
をやさしく解説します。読む前と読んだ後で、あなたの「いのち」の見え方がきっと変わるはずです。
「動的平衡(どうてきへいこう)」とは?
「壊しながら、つくり続ける」これが“いのち”のあり方
生物は絶えず分解と合成を繰り返しながら、生き続けています。 それはまるで、止まったら崩れてしまう“綱渡り”のようなバランス。
動的平衡とは、そんな“変化し続けることこそが安定”という生命の根源的な姿なのです。
この考え方は、近年の医療・環境・食・テクノロジーの分野にも応用され、持続可能な未来をつくるヒントになっています。
いのち動的平衡館の体験構成

パビリオン内の体験時間は約15分。すべてが“身体で感じる”展示構成です。
1. プロローグ:いのちの断片
生命の進化や細胞の振る舞いを映像で可視化。「壊しながら、つくる」命のダイナミズムをインストール。
2. メイン展示:クラスラ
直径13メートル、高さ5.5メートルのインスタレーション作品。LED32万個の光と音のリズムで“命の脈動”を表現。まるで生命の鼓動を浴びているかのような体験が待っています。
3. エピローグ:いのちをつなぐメッセージ
「あなた自身も動的平衡の一部なんだ」と伝えてくれるラストメッセージ。展示の余韻を抱きながら、未来への一歩を踏み出すことができます。
監修者:福岡伸一さんってどんな人?
分子生物学者・エッセイスト。著書『動的平衡』『生物と無生物のあいだ』などで知られ、多くの読者に生命の神秘をわかりやすく伝えてきた第一人者。
「“生きる”とは、動き続けること」
福岡さんがライフワークとして伝え続けてきた“動的平衡”の世界が、このパビリオンでは空間として体験できます。
建築デザインも注目ポイント!
生命の“脈動”を建築として表現したデザインも必見です。
- 柔らかな曲線の外観:細胞や血管のような“いのちのかたち”を意識した有機的デザイン
- 光の演出:夜にはパビリオン全体が淡く光り、まるで“いのち”が呼吸しているような表情に
- 循環を感じる導線:訪問者の移動が“流れ”そのものを構成するように設計されています
Q&A:よくある質問
Q. 子どもでも楽しめる?
A. 視覚・音・光の演出が中心なので、小学生以上なら直感的に楽しめます。
Q. どれくらいの時間がかかる?
A. 滞在時間の目安は約15分〜20分。混雑時は入場制限がある可能性も。
Q. 事前予約は必要?
A. 一部時間帯で整理券が配布される可能性があります。公式アプリを要チェック!
豆知識:動的平衡って、どんなところに活かされている?
- 👩⚕️ 医療分野:再生医療やがん治療にも動的平衡の考えが応用されている
- 🌱 環境対策:自然の生態系は動的平衡で成り立っている。過剰な固定がバランス崩壊に。
- 🧬 食と健康:腸内環境の変化も“動的平衡”。固定せず、変化を許すことが健康の鍵に!
まとめ:いのちの見方が変わる体験を、あなたに

- 「変わり続けるから、生きていられる」——いのちの本質に触れる15分間
- 「動的平衡」という概念を、体感で学べる世界でも稀な展示
- 万博の中でも“いのちの意味”に深く迫るシグネチャーパビリオン!
一歩入れば、あなたも生命のうねりの一部に。
変わることを恐れず、生きることに前向きになる——そんな力をくれる展示が、ここにあります。
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