✅️「えっ、これって歩けるの?」
✅️「どうやって作られたの?」
✅️「そもそも、なぜ“リング”なの?」
開幕初日、雨の中で多くの人が集まったのは、大屋根リングの下でした。
圧倒的なスケール、見上げたくなる存在感。そして、実際に歩ける“未来の建築”。
この記事では、現地で体験した感動とともに、「大屋根リングとは何か?」を徹底解説していきます。
大屋根リングとは?|万博の中心に広がる“未来の空間”
大屋根リングは、内径約615m、外径約675m、全周約2kmの世界最大級の木造建築物で、2025年3月4日にギネス世界記録に認定されました。
このリングは、「多様でありながら、ひとつ」という万博のテーマを体現し、世界各国のパビリオンを包み込むように設計されています。
この大屋根リングには3つの機能があります:
- シンボル機能:どこにいても「万博にいる」と感じられるランドマーク。
- 歩行機能:実際に登って歩くことができ、会場全体を見渡せる回廊に。
- 環境機能:日差しや雨風を和らげ、休憩や滞留の場を提供。
計画から完成までの道のり|自然と共生する設計思想

実はこのリング、構想から約5年の歳月をかけて生まれました。
- 設計:藤本壮介氏(世界的建築家)
「自然と建築の境界をなくしたい」という想いから、風が吹き抜ける開放的なデザインに。 - 木材使用:国産ヒノキとスギ
全国47都道府県の木材を使用し、“日本全体で未来をつくる”という象徴に。 - 建設費用:約350億円以上(報道ベース)
予算を抑えつつも環境負荷を軽減し、解体後の再利用を見据えた構造に。
実際に訪れて感じたこと(2025年4月13日開幕日当日)

開幕日の4月13日。天気は曇り、のち強風、そして雨。
そんな中、多くの来場者がこの大屋根リングの下に集まりました。
🔹 風よけにもなる安心感
🔹 大量のベンチで子連れや高齢者も休憩しやすい
🔹 建築物として見上げているだけで癒される造形美
そして、実際に歩いてみると…
“空と近づいたような”不思議な浮遊感と視界の開けた未来感に包まれました。
2025年3月4日に「世界最大の木造建築物」としてギネス世界記録に認定!!一度は訪れてみてはいかがでしょうか?
建築のこだわ/大屋根リングの見どころ
- スカイウォーク:地上約12mの高さから会場全体を一望できる遊歩道。
- グラウンドウォーク:雨や日差しを遮る快適な滞留空間。
- 木造建築の美しさ:日本の伝統的な木造建築技術と現代の工法が融合した美しい構造。
- 憩いの場:多くのベンチが設けられ、来場者が休憩や食事を楽しむことができる。
豆知識:えっそうなの?と思える大屋根トリビア
- 実は“登れる”場所は一部のみ!
リングのすべてが歩けるわけではなく、登れるポイントは数カ所限定。 - 照明も全部“木”の温もりに調和!
夜は温かみのあるライトで、幻想的な雰囲気に変化。 - ドローンショーやイベントの“舞台”にも!
夜はこの大屋根の下で、未来感あふれる演出が行われる予定。
Q&A:大屋根リングに関するよくある質問
Q. 大屋根リングの上にはどうやって上がるの?
A. エスカレーター5基、エレベーター6基が設置されています。
Q. 雨の日でも快適に過ごせる?
A. リングの下は雨風をしのげるスペースですが、横殴りの雨や強風には注意が必要です。
Q. リングの上でのおすすめの過ごし方は?
A. 芝生で寝転んで空を眺めたり、ベンチでピクニックを楽しんだりするのがおすすめです。
まとめ:万博に来たら“リングの下”で深呼吸しよう

✅️ 日本の木と人の技術がつくった、未来のランドマーク
✅️ 雨でも風でも、ここなら一息つける“避難所”のような安心空間
✅️歩いて、見上げて、感じて──まさに“いのちの大屋根”
「雨だったけど、あの建物があって助かった」 「ただの屋根じゃない。なんかあの場所、落ち着く」
そんな声が、今も耳に残っています。
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