夢のような体験が、2025年春に訪れる!
「宇宙に行ってみたい」「火星を見てみたい」——そんな夢を抱いたことはありませんか?
2025年、大阪・関西万博の日本館で、その夢の一歩を体験できる貴重な展示が行われます。なんと 1000万年前に火星から飛び出し、数万年の旅を経て地球に降り立った「火星の石」に実際に触れることができる のです!
1970年の大阪万博で展示された「月の石」は大きな話題となりましたが、今回の万博では 火星の石 が登場。月よりも遠い火星から来た石に触れられるなんて、次はいつできるかわからない、まさに奇跡のチャンスです!

大阪関西万博の「日本館」に展示されるので見に行く予定です。
火星の石が地球にやってくるまでの奇跡

今から 約1000万年前、火星に巨大な隕石が衝突しました。その衝撃で、火星の地表の一部が砕け、宇宙へと飛び出しました。このとき放り出された石たちは、太陽の周りを静かに周回しながら長い長い旅を続けます。
そして 数万年前、そのうちの一つが地球の重力に引かれ、大気圏に突入!
普通なら隕石は大気圏で燃え尽きてしまうことも多いのですが、この火星の石は運よく地球に到達することができました。
では、地球のどこに落ちたのか?
それは、 南極大陸 でした。
もし海に落ちていたら……
もし雨が降る場所に落ちていたら……
この石は発見されることなく、長い時間の中で風化していたかもしれません。しかし、南極の 極寒の氷 の中に閉じ込められたことで、数万年間もの間、奇跡的に保存されていたのです。
2000年、日本の 南極観測隊 が昭和基地近くの やまと山脈 を探索していたときのこと。
「これは……ただの石じゃない!」
風化した表面の中に、光沢のある緑色の鉱物が見える黒い石が見つかりました。
この隕石は 「Yamato 000593」 と名付けられ、日本に持ち帰られました。そして研究が進むにつれ、これが 火星由来の隕石 であることが証明されたのです。
火星の石が語る「水」と「生命」の可能性
「Yamato 000593」には 粘土鉱物 が含まれています。この鉱物は 水と反応してできるもの で、かつて火星に 液体の水 があった可能性を示唆しています。
さらに2024年、NASA(アメリカ航空宇宙局)の研究で、 火星の地下には今も大量の水が存在する 可能性があることが発表されました。
これは単なる天文学の話ではなく、将来の 火星探査 や 人類の火星移住計画 にとって、非常に重要な情報です。
私たちは今、火星の過去を知ることで、未来の可能性を広げようとしているのです。
【大阪・関西万博】日本館で火星の石に触れよう!
2025年春、大阪・関西万博の 日本館 で「Yamato 000593」が展示されます。
しかも、この火星の石の 一部には実際に触れることができる のです。
1000万年前に火星から飛び出し、数万年の時を経て地球にやってきた隕石に、自分の手で触れることができる——そんな体験、他ではなかなかできません。
1970年の 大阪万博 では、アメリカ館に展示された 「月の石」 が話題になりました。
そして 2025年の大阪・関西万博 では、「火星の石」が登場!
これはまさに 次世代の宇宙探査時代 の象徴ともいえる展示なのです。
現在、アメリカを中心に52カ国が参加する アルテミス計画 では、人類は月を経由して火星を目指しています。
さらに、日本の JAXA も火星の衛星フォボスへ探査機を送り、そのかけらを持ち帰る計画を進めています。
今回の火星の石は、宇宙探査の歴史の中で 「次は火星だ!」 というメッセージを私たちに届けてくれているのかもしれません。
まとめ:火星の石に触れて、未来の宇宙を感じよう!

1000万年前に火星で生まれ、数万年前に地球へやってきた隕石「Yamato 000593」。
この石には、 火星の過去の記憶 だけでなく、 人類の未来へのヒント が詰まっています。
2025年春、大阪・関西万博の 日本館 でこの石に触れたとき、あなたは何を感じるでしょうか?
火星、宇宙、そして未来。
夢が広がるこの展示を、ぜひ体験してください!